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2020.05.22

書店「読書のすすめ」セレクト ほっこり明るい気持ちになれる本

スマホでの情報収集が当たり前の日々、ときに目だけでなく、心や頭まで疲れてしまうことがありませんか? そんなときは気分を変えて、お気に入りの飲み物に本を1冊。自宅のお部屋をブックカフェにして、読書タイムにしませんか。
 

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「本を読むと、今いる世界が少し違って見えてきます」と語るのは、遠くから訪れるひとも多いという書店「読書のすすめ」の小川貴史さん。東京都江戸川区の住宅街に溶け込む「読書のすすめ」は、店を訪れるお客さん一人ひとりに、その人に合う本を選んでくれることで話題の本屋さんです。今回は、ちょっと元気が出ないとき、前向きな気分になりたいときに読んでほしい、心をほっこりさせてくれる本を4冊、小川さんに選んでもらいました。
 

『101人の、泣いて、笑って、たった一言物語』志賀内 泰弘/監修

誰かに言われたたった一言で、元気になったり、励まされたり、救われたりしたこと、ありませんか?「たった一言で」コンテストで過去10年間に投稿された約3万話の中から100話を厳選。そこに監修者・志賀内氏の「たった一言」を合わせた101話の短編集。日々の暮らしの中でちょっとずつ傷付いて、いつのまにか心に降り積もってしまったトゲトゲが、読み進めるうちに少しずつ流されて、まるい気持ちになっていく―。
 

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「ここに出てくる〝たった一言〟は、どれも身近な人から発せられた言葉です。家族や友人、隣人、通りがかりの子どもや、よく行くカフェの店員さんなど。心が救われる言葉って、有名人や偉い人の特別な言葉ではなくて、実は身近な人の思いやりから出た何気ない一言なんじゃないでしょうか。私たち一人ひとりが、周りの人にそんな一言を発していけるようになったら、世界は変わっていくのでしょうね」(小川さん)

『モヤモヤの正体』尹雄大/著 

人と接する中で時おり感じるモヤモヤ感。怒りや違和感とも言えるその感覚は、いったい何だろう。そもそも、なぜそんなに他人の言動にモヤモヤしてしまうのか。言葉にしづらいモヤモヤの正体を、妥協することなく掘り下げていった1冊。そこに見えてきたものとは? 人との距離感が難しい今、人間関係に生じる「モヤモヤ」とじっくり向き合ってみませんか?
 

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「人間関係はもちろん、仕事や子育てに至るまで、世の中はモヤモヤする出来事でいっぱい。そんなとき、その場その場でモヤモヤを無理やり消そうとしたり、見ないふりしたりするから、結局、何も変わらないのだと思います。この本がしようとしているのは、モヤモヤの正体を突き止めること。私たちは、実態の見えない“みんなが…”という言葉に翻弄されているのかもしれません。そこに気づけると、生きることがぐっとラクになるような気がします」(小川さん)

『ひまのつめあわせ 入江家の本』入江英樹、フクダカヨ/著 

東京の端っこに住む「ひま上手」な4人家族の10年間を、4コマ漫画日記やアルバムを紐解きながら、ゆったりと綴ったフォトエッセイ。ごく平凡な毎日の1コマにこそ、とびきりの幸せの種が散りばめられていることを感じさせてくれる。装丁も遊び心たっぷりで、思わず手に取りたくなる1冊。
 

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「いたって普通の日常風景に、いつも笑い声が響いている入江家。犬のぬいぐるみに真剣に読み聞かせしたり、姉妹で右手と左手をヒモで結んで朝ごはんを食べてみたりと、何気ないシーンに遊び心があふれています。どこからでも笑顔を生み出せる力は何より強い。何が起こっても、逆に何もなくても、想像力と工夫でおもしろいことを作り出してしまう、それが人間の〝回復力〟なんだと気づかせてくれる本だと思います」(小川さん)

『しずけさとユーモアを』吉満明子/著

2015年、東京都・北千住に6畳2間の小さな出版社とブックカフェを立ち上げた、著者自身の物語。本を編(あ)とむとは、人生を編むこと。小さな声に耳を傾け、人をバカにせず、しずけさとユーモアを原点にして1冊1冊を大切に編みあげていく著者の日々の姿が綴られる。東日本大震災を機に生き方を変え、出産をきっかけに拠点を変えた吉満さん。成功体験なんかじゃない。いつも瀬戸際のギリギリだけど、そこには「いい本を届けたい」という思いがある。ままならない今も大切な時間、と思わせてくれる1冊。
 

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「人はいつでも生き方を変えられる。その気になれば、それまでと真逆の生き方だってできるんだということを、著者の吉満さんは素朴な語り口で私たちに示してくれています。どうすればいいかという方法論ではなく、彼女自身が生きてきた道のりが飾ることなくどこまでも率直に綴られているので、読みやすくて温かい。日々の忙しさに流されて後回しにしてきたこと、忘れかけていた大切なことを思い出させてくれますよ」(小川さん)

手に取ってみたい本は見つかりましたか?
ときにはスマホでもタブレットでもなく、本の心地よい重みを感じながらページをめくっていくのもよいものです。今いる場所に、たくさんの笑顔を見つけられますように。


<掲載書籍>

  • 『101人の、泣いて、笑って、たった一言物語』志賀内泰弘/監修 1,300円(本体) ごま書房社
  • 『モヤモヤの正体』尹雄大/著 1800円(本体)ミシマ社
  • 『ひまのつめあわせ 入江家の本』入江英樹、フクダカヨ/著 1800円(本体) 遊と暇
  • 『しずけさとユーモアを』吉満明子/著 1,400円(本体) エイ出版社

清水克衛

監修 小川貴史さん
書店「読書のすすめ」勤務

22歳のとき偶然手にした『本調子』に感銘を受け、著者の清水克衛さんが営む書店「読書のすすめ」に立ち寄った。そのとき清水さんに薦められるままに読んだのが小説『だいこん』(山本一力・著)。この2冊が人生を変えた。それから15年、小川さんの真ん中にはいつも本がある。好きな言葉は「ダメ元」。
 
書店「読書のすすめ」  http://dokusume.com/modules/store/
営業日:年中無休(年末年始除く) 営業時間:10:00~21:00
〒133-0061 東京都江戸川区篠崎町1-7-5 TEL: 03-5666-0969

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