2020.05.08
自然の生命力を身近に感じることで、心まで豊かに育む植物との暮らし。2回目は、インテリアとしても素敵なドライフラワー&スワッグの作り方を紹介します。教えてくれるのは、グリーンショップ・ブリキのジョーロです。
お祝いでもらった花束や特別な日に買ったお花をドライフラワーやスワッグにして飾れば、思い出のお花を長い期間楽しめます。
前回ご紹介した花束をドライフラワーにして、SNSでも人気のスワッグを作ってみましょう。ドライフラワーを束ねて逆さにし、ひもで結んで壁に飾ればおしゃれなスワッグが完成。まるでカフェやインテリアショップのようにお部屋が一気に華やかになります。
スワッグとは…
英語の“swag”は、壁にかける飾り全般を指しますが、日本では、花や葉を束ねて逆さまにして壁にかける壁飾りが「スワッグ」として定着。ドライフラワーをはじめ、生花やプリザーブドフラワーで作ったものなどがあります。
前回ご紹介した花束の中から、ミモザ、スカビオサ、クリスタルキャンドル、ユーカリをドライフラワーにします。特にミモザはドライフラワーに適した花のひとつです。
つぼみが完全に開いてすぐがドライフラワーにするタイミング。壁にかけて乾燥させ、ドライフラワーを作ります。
それぞれの花を輪ゴムで束ね、針金やクリップなどで壁に吊します。直射日光の当たらない風通しのよい場所で乾燥させましょう。湿度が低く乾燥している時期がおすすめ。
花の種類によって異なりますが、自然乾燥では約1〜2週間でドライフラワーになります。
今回の場合は、乾燥しやすいミモザやユーカリは1週間くらい。スカビオサ、クリスタルキャンドルのように大きめの花の場合は、茎の首の部分がドライになるまでしっかり乾燥させます。
まず、ユーカリなどの大きめのものから束ねましょう。左手の人差し指と親指で茎の部分を支えながら、2本のユーカリがクロスするように重ねます。続いて、スカビオサ、クリスタルキャンドルもクロスするように重ねていき、メインとなるミモザは手前になるように持ちます。
クロスさせた支点部分をひもで結び、壁に掛けることをイメージしながら全体のバランスを整えましょう。
壁に掛けるために、ひもを輪っかにして結びつけます。
リボンを結び、茎の先端をハサミでカットして整えたら、壁に飾ります。
スワッグの完成です。直射日光が当たらない場所に掛けて楽しみましょう。(※直射日光は変色につながる可能性があります)
ドライフラワーを瓶に入れれば、可愛らしいインテリアオブジェに。
さまざまな角度から楽しめるフライングリースをご存知ですか? リースを壁に飾るのではなく、上から吊るすフライングリースは、まるで宙に浮いているような印象を与え、独特な存在感があります。生花で作ってそのまま風通しの良い場所に飾っておけば自然にドライフラワーになり、長い間楽しめます。
お花が身近にある生活は、普段とはちょっと違った穏やかな心地よさをもたらします。ドライフラワーとしてお花を楽しみたい時は、購入時にお店の方にどの花がいいかを相談してみてくださいね。
次回は、観葉植物や多肉植物などのグリーンの種類や飾り方をご紹介します。
店先に飾られた大きなブリキのジョーロが目印。エントランスから溢れる色とりどりの植物、ブリキ雑貨、ドライフラワーなど、まるでパリの街角にいるようなおしゃれな雰囲気を醸し出している。季節の花々はもちろん、珍しい多肉植物や観葉植物、陶器やガラスボトルなど、暮らしを彩るさまざまなアイテムがたくさん揃っている。ブーケやアレンジメントをはじめ、ブライダルや会場装花など、お花を使った空間作りなどを手掛けている。また、個人や店舗向けにガーデンプロデュースも行っている。自由が丘店(東京)のほか、湘南T-SITE(神奈川)にも店舗を持つ。
Webサイト http://www.buriki.jp/
東京都目黒区自由が丘3-6-15
TEL / FAX:03-3724-1187
Mail:burikinozyoro@buriki.jp
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