2019.04.26

女子キャンプに挑戦!2<初級編> 憧れのテント泊

キャンプ場でのテント泊は女性にとってちょっとハードルが高そうですが、コツを掴めば大丈夫。快適に過ごすテント泊のポイントを、女子キャンプの第一人者、キャンプコーディネイターでイラストレーターのこいしゆうかさんに教えてもらいます。

場所や道具の選び方、テントの組み立て方、キャンプ場での過ごし方など、こいし流女子キャンプの魅力を伝授します。

こいしさんが提唱する女子キャンプとは…「私がおすすめしているキャンプスタイルの基本は、寝る場所(テント)や食べる物をそれぞれが用意する個食個泊スタイル。キャンプ場で焚き火を囲んだ時間を仲間と共有しながらも、部屋(テント)ではゆっくり一人の時間を過ごします。女性だけで自由気ままにキャンプを楽しむ…それが女子キャンプの醍醐味です」(こいしゆうかさん)

キャリーケースとトートバッグを持って、仲間と一緒に気軽に女子キャンプへ。焚き火を囲みながらの女子トークも盛り上がりそうです。
 

しっかり計画をたてて、キャンプへGO!

 いつ・どこで・何をしたいか、キャンプ計画を立てる

「川か山か湖か、季節はいつか、どうやって行くか。周りにスーパーがあるか、駅やバス停からの距離や時刻表、キャンプ場の混雑状況などもインターネットや地図でチェックしておきましょう。キャンプ場付近は携帯電話が繋がりにくいことがあるので、事前の情報収集は必須です」(こいしさん)

必ず確認したいのは天気予報。雨や強風の時は無理をせず中止するのもキャンプの鉄則です。
 

 初心者がキャンプ道具を買う時はお店の人と相談を

キャンプ初心者にとって道具を揃えるときのポイントは、計画したキャンプに合わせた装備をすること。実際にショップへ行って、全体の予算・いつ、どこでキャンプをするかをお店の人に伝え、道具のスペックを相談しましょう。また、食材も含め、女性が一人で持ち運びできる重さはキャリーケースで15kg くらい。コンパクトに収めることも道具選びのポイントです。

<テント泊に必須のこいしさん愛用品>

  • 空気注入式の防寒用マット(寝袋の下に敷き地面からの冷気を防ぐ)
  • 寝袋(使用用途と予算に合った選択を)
  • 枕(クッションでの代用も可)
  • ヘッドライト(両手が使えるので便利)


テントと上記に加え、防寒具やエマージェンシーシート、ランタン、、テーブル&チェア、調理道具、お皿&カトラリー、カップ、焚き火セットなど、TPOにあわせて道具を準備しましょう。もちろん、デイキャンプで用意した道具も活用できます。
 

 自分の部屋になる、テントを組み立てよう!

こいしさんが提唱する女子キャンプでは、一人用のテントを各自用意します。今回使用しているのは、こいしさんプロデュース・CANPANDA「PANDA」。女性が一人で簡単に組み立てられるテントです。

平地にテントを広げて、四隅にテント用の杭・ペグを打ちます。ペグは一般的にテントの付属品としてセットされていますが、耐性面を考えると別売で購入したほうがいいでしょう。ペグを打つハンマーも忘れずに。

テント中央にポールを立ててテントの幕を立ち上げれば、組み立てが完了です。

テント内に就寝用のインナー(蚊帳のようなもの)をつけて虫除けに。テント周りは自分の部屋のように心地よくコーディネートしましょう。


 焚き火を起こして、まったりリラックスタイム

テントを立ててひと仕事が終わったら、薪で火を起こしましょう。お湯を沸かしてホットドリンクを飲んだり、焼きマシュマロを味わったりと、リラックスタイムを楽しんで。

※キャンプ場によっては焚き火がNG の場合もあるので必ず事前に確認しましょう。
※薪はキャンプ場で販売している場合が多いですが、こちらも事前に確認を。
※ダウンウェアなどナイロン素材は火の粉が飛ぶと穴が空いてしまうので、難燃性の服を選んで。

キャンプ場での食事は、チーズフォンデュやホットドッグ、BBQ など、用意してきた食材を焼いたり煮たりするだけで美味しく食べられるお手軽メニューがおすすめです。空の下で楽しむアツアツ料理に、心も体もほっこり!
 

 ナイトタイムは、マジックアワーや星空観測、焚き火を囲んで女子トーク

マジックアワーとは、日が沈んだ後の数十分間、金色の光がふわーっと輝く特別な時間帯のこと。キャンプ場でのマジックアワーは幻想的な美しさを体感できる、格別なひと時です。天候に左右されるので体験できたらラッキー!
夕食後の長い夜は、焚き火を囲んで女子トークを満喫。炎をゆっくり見ているだけでも自然と穏やかな気持ちになり癒されます。
 

 覚えておきたい女子キャンパーとしての心得

  • 事前にキャンプ計画を立ててキャンプ場周辺の情報を収集しておく
  • 主要な道具は、キャンプ経験者や専門家の意見を聞いて直接お店で選ぶ
  • 天候が悪い時(特に大雨や強風時)は、無理せず中止する
  • テント泊をする前に、身近なキャンプ場でデイキャンプを試しておく
  • 時間に余裕を持って行動する
  • 日暮れ前までにテント、焚き火、夕食の準備をしておく
  • 防寒具やエマージェンシーシートを持参する
  • 寝る前に食料を片付け、焚き火を消す
  • キャンパー同士の挨拶は必須
  • 夜は静かに過ごそう
  • ゴミは持ち帰り、キャンプ場を汚さないように

キャンプ場によっては宿泊施設が整っているので、テント泊に自信がない方は無理をせず、できる範囲で自分らしいキャンプを楽しんでくださいね。
女子キャンプシリーズ3回目は、フェスキャンプの魅力をこいしさんのイラスト付きで紹介します。

 

こいしゆうか

監修 こいしゆうかさん
キャンプコーディネーター/イラストレーター

「女子だけでもキャンプはできるはず!」という発想から、これまで男性の趣味として扱われてきたキャンプを女性視点で発信。「女子キャンプ*」と名付けたブログを開設し、「女性だけのキャンプコミュニティ」を立ち上げる。その後、「女子キャンプオフ会」等を通して着実に女子キャンパーを増やし、現在では各雑誌やメディアなどで女性視点のキャンプスタイルを提案。女性ソロキャンパーの第一人者としてキャンプのコーディネートやイベントのプロデュース、テントの企画などを行う。著書に『カメラはじめます!』『そうだ、キャンプいこう!』など。
ブログ:https://koipanda.jimdo.com


そうだ、キャンプいこう!

書籍

『そうだ、キャンプいこう!』
はじめてでも、女子でも、ひとりでも。日本一わかりやすい! マンガで学べるキャンプの教科書。超初心者にもキャンプの楽しみ方がわかるコミックエッセイ。

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