2018.08.03

フォトレッスン2 スマホカメラでインスタ映え!<写真・実践編>

フォトレッスンの2回目は、実際に外へ出てフォトグラファーの堂谷健悟さんと一緒にiPhone Xのカメラで撮影をしていきます。
1回目で解説した「光の扱い方」や「フレーミングのコツ」を思い出し、アングル、構図、画面構成を意識しながら、楽しく積極的に撮影してみましょう!

グリッドを利用して、被写体を配置

スマホ“写真アプリ”のグリッド表示はオンになっていますか? グリッドを表示させたら、まずは写真サイズを正方形に設定して撮影していきましょう。グリッドの交点に被写体を配置すれば、空間を生かした大胆で美しい写真に仕上がります。構図をきちんと意識することで、写真のデザイン性も一気にアップ!

被写体を交点に配置。黄色い花の可愛らしい印象が際立ちます。

風景写真は三分割法の構図を意識

風景を撮るときは、下から1/3に地平線を入れると全体に広い空間が生まれ、バランスが良くなります。

アングルや構図を工夫して写真に遠近感を出す(三角構図)

被写体に対してどのアングル(角度)から撮影するかによって、写真の印象は大きく変わります。被写体を斜め下に向かって見下ろすアングルをハイアングル、真横からを水平アングル、斜め上に向かって見上げることをローアングルといいます。フォトレッスン1で解説したアングルの違いも参考にしてください。

画面の中に三角形を描いた三角構図は、見る側に安定感をもたらすといわれる構図のひとつ。さらに、被写体をローアングルで撮影することで縦と横に広がりを持った躍動感のある印象に。

ローアングル
被写体をローアングルで撮影。高さが強調されインパクトある写真に。

ハイアングル
歩道橋から撮ったハイアングルの写真は、全体の情報を明確に伝えたいときに効果的。三角構図を用いることでパース感(遠近感)が出て、奥行きや立体感を強調できる。

画面構成を斜めに配置(対角構図)

通常、カメラは水平に構えるのが基本です。水平線がずれると、見る側に違和感を与える要因になるので気をつけましょう。しかしここでは、あえて被写体を斜めに配置する対角構図で生まれる躍動感に着目してみます。今にも動き出しそうな生き生きとした表情を感じませんか?

斜め下から上へスッと伸びた躍動的な表情が印象深いタンポポ。

木の幹を斜めに配置することで視線に動きが出て、被写体が今にも飛び出してきそうな生き生きした雰囲気に。

被写体に近づいて撮る

被写体に向かって大胆に寄っていくことで、集合で見えていた被写体の表情がはっきりと映し出されます。

フレーム内の情報量が多く、全体がゴチャッとしていて伝えたいことがわかりづらい左の写真に比べ、右の写真のように被写体に寄ることで情報量が減り、伝えたいことの詳細が明らかに。

スマホを逆さに持って撮影

被写体にできるだけ近づいて撮影してみましょう。背景がぼやけ、被写体のインパクトが高まります。
 

スマホカメラのレンズは上部についているのが一般的。低い位置の被写体を撮影する場合は、スマホを逆さに構えることでグッと近づいて撮影することができます。

横位置や縦位置で撮影

通常、人間の視点は横に広がる特性があるため、横長サイズ(横位置)のほうが自然と目にとまりやすいといわれています。ただしその分、ありふれた平凡な写真になる可能性も。そんなときは、構図の基本である三分割法や三角構図を意識して撮影をしてみましょう。
また、デジカメや一眼レフの撮影では横長サイズが主流ですが、スマホカメラの普及で縦長サイズ(縦位置)も比較的多くなっています。

横長サイズは左右に広がり感が出て、空間の印象を強調できる。空間に奥行きを持たせることで、スタイリッシュで洗練されたイメージに。
 

左右が狭まり、中央に視線が集中しやすい縦長サイズは、人物撮影に効果的。被写体(モデル)の縦ラインを強調でき、スッキリとした美しい印象に。

日常の何気ないシーンを切り取るスマホカメラ。テーマやデザイン性を表現した写真は見る人の心を動かす印象的な1枚になるはず。
次回は、スマホを使った動画撮影をレッスンしていきます。スマホカメラの楽しさが一段と広がりそうですね

モデル:舩迫 久美

モデルメイク使用アイテム

【アイシャドウ】コフレドール ヌーディインプレッションアイズ(01)
【チーク】コフレドール スマイルアップチークスN(01)
【リップ】ケイト カラーセンサーリップティントN(PK-2)
【ネイル】ケイト ネイルエナメルカラー(SV-1)

監修 堂谷 健悟(どうたに けんご)さん
フォトグラファー

1979年和歌山県生まれ。筑波大学で都市計画を学んだ後、多摩美術大学大学院に進学。2004年、同大学院を修了。広告写真プロダクション勤務を経て、2016年よりフリーランスのフォトグラファーとして活動中。
www.dotanikengo.com/

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