2017.08.11
歯磨きがきちんとできていない人は意外に多いのです! 口内をクリーンに保つレッスンの1回目は、正しい歯磨きの仕方を歯科医師の石井李奈さんに教えてもらいます。
歯をすみずみまでキレイに磨くために、歯ブラシを“鉛筆持ち”するのが賢い方法。小回りを利かせやすくなるので、歯の裏などの磨きにくい部分もきちんと磨けるようになります。
歯ブラシを爪の甘皮に当てて軽くこすってみてください。“優しく触れている”と感じる程度が理想的な力加減。強い力で歯磨きをすると、歯茎を傷める原因になります。
磨きにくい奥歯から磨きます。一筆書きをするように、歯の表側を磨いた後に歯の裏を磨いていきましょう。こうすると、磨き残しを防ぐことができます。また、歯は1本ずつ磨くのが鉄則。歯ブラシは細かく動かしてください。
歯茎の境目は歯ブラシを45°に当てて、歯周ポケットの汚れを落とすようにします。この部分は特に力加減に気をつけて、歯1本ずつを優しく磨いてください。
歯の表面は歯ブラシを垂直に当てて、歯ブラシの毛の断面で汚れを落とします。
噛む面は歯ブラシを垂直に当て、歯ブラシの毛の断面で歯の凹み部分についた汚れを落とすようにしましょう。
歯と歯の間は歯ブラシの先端を入れ込むようにします。歯ブラシの角度を変えて、歯の丸みに沿わせるようにしながら磨きましょう。この部分は虫歯になりやすいので、丁寧に磨いてくださいね。
一番奥の歯は歯ブラシの先端を入れ込むようにして磨いてください。口を少しだけ大きく開けるようにすると、上手く歯ブラシを入れることができますよ。
奥歯の裏も磨き残しやすい部分。歯茎の境目は、表側と同様に歯ブラシを45°に当てて歯周ポケットの汚れを落とすようにしてください。
前歯の裏はコツがいる部分。下前歯の裏は歯ブラシの“かかと”を使うと上手に磨けます。また、上前歯の裏は歯ブラシの先端を使うと1本ずつきちんと磨けます。
歯ブラシの毛が割れるほど強い力を入れて、ゴシゴシと往復させるように磨くのはNG。歯と歯の間の汚れが落ちないだけではなく、歯茎を傷めてしまいます。
このようにして1本ずつ丁寧に磨くと、歯磨きにかかる所要時間の目安は約10分。正しい歯磨き法を身に付けて、虫歯を防いで口内をキレイに保ってくださいね。
日本歯科大卒業後、審美歯科医院「ホワイト・ホワイト」に勤務。歯科治療を行うほか、正しい歯磨き法、咀嚼力アップや口元と口内を美しく保つ方法などのアドバイスにも力を入れている。
ホワイト・ホワイト公式ホームページ
http://www.whitewhite.jp/
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