2017.08.01

正しく噛む習慣をつけるためのレッスン2 食事編

食べやすいからといって、よく噛まずに飲み込める食品ばかりをチョイスするのは咀嚼力を低下させる原因になります。今回は、毎日の食事の中で噛む回数を増やすためのちょっとしたコツを歯科医師の石井李奈さんに教えてもらいます。

白米には噛みごたえのあるトッピングを!

「精製した白米は水分が多く、あまり噛まなくても飲み込めてしまいます。噛む回数を増やすために、トッピングに工夫してみましょう。胡麻やじゃこ、カリカリ梅などは噛みごたえがあるうえに栄養価的にもオススメの食品です」(石井李奈さん)。
 

白米の代わりに雑穀米を取り入れましょう

「雑穀にはミネラルやビタミン、食物繊維などが含まれています。白米に混ぜて炊くタイプの雑穀を利用すると、噛みごたえがあって栄養が摂れる美味しいごはんが簡単に食べられますよ。毎日の食事でお米を食べている方は、時には雑穀を混ぜてみるのもおすすめ!」(石井さん)。
 

ヨーグルトにも噛みごたえのあるトッピングを加えて

「ヨーグルトを朝食やデザートに食べる時、シリアルやナッツ、ドライフルーツをトッピングしてみて。噛まずに食べられるヨーグルトが、“嚙める食品”になります。見た目も可愛いので気分が上がって食も進みます」(石井さん)。
 

おやつに選ぶべき食品はコレです!

「お煎餅のように口の中で柔らかくなっていく食品は、咀嚼力アップには向きません。噛む回数を上げるためにオススメなのはドライフルーツやナッツ類、またはそれらを使用したシリアルバーなどです。雑穀と同様、ミネラルやビタミン、食物繊維などが摂れるので栄養価的にも取り入れたい食品です」(石井さん)。
 

◆“噛む”ことは健康のために大切!◆

「現代女性の食生活はスムージーやサプリメントに頼っている人が多く、よく噛まずに食事を済ませてしまうケースが多く見られます。よく噛んで食べると消化しやすくなるので内臓の負担が少なくなり、ゆっくり噛んで時間をかけて食事をすれば大食いする前に満腹中枢が“お腹一杯”の指令を出してくれるので食べ過ぎも防げます。さらに、重要なことは噛むことで唾液が分泌されること。唾液は免疫や消化、口内の清浄にも一役かってくれているのです。美しく健康な体をキープするために、噛む回数を増やすための工夫に気を使ってみてください」(石井さん)。

監修 石井李奈さん
歯科医師

日本歯科大卒業後、審美歯科医院「ホワイト・ホワイト」に勤務。歯科治療を行うほか、正しい歯磨き法、咀嚼力アップや口元と口内を美しく保つ方法などのアドバイスにも力を入れている。

ホワイト・ホワイト公式ホームページ
http://www.whitewhite.jp/

Page Top