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2019.12.27

ティータイムをもっと楽しく1<紅茶の豆知識とおいしいいれ方>

普段、何気なく飲んでいる紅茶ですが、もっとおいしく味わいたいと思いませんか?実は知らないことがいっぱいの紅茶の世界。ダージリンって何? フルリーフとは? 目からウロコの知識から、おいしいいれ方まで、ティータイムがもっと楽しくなる“紅茶の魅力”をお届けします。
 

紅茶の世界を案内してくれるのは、フランス流紅茶専門店マリアージュ フレール。2回シリーズの1回目は、紅茶の豆知識と、おいしいいれ方のコツを教えてもらいます。

紅茶の豆知識

 紅茶も緑茶も烏龍茶も、実は茶木は同じ!

緑茶、烏龍茶、紅茶はいずれも、学名「カメリア シネンシス」というツバキ科の植物から作られています。違いは摘み取った葉の発酵度合い。摘み取ってすぐ熱処理して全く発酵させないと緑茶に、発酵を半分程度で止めると青茶(烏龍茶は青茶の一種)に、完全に発酵させると紅茶になります。

 
 茶葉のネーミング

紅茶というと、まずダージリンやアッサム、セイロンといった呼び名を思い浮かべる方が多いと思いますが、実はこれらはすべて、茶葉を採取した土地(地域)の名前です。

ダージリン ティーは、インドのダージリン地方の茶園で採れた茶葉。アッサム ティーは、同じくインドのアッサム地方。セイロン ティーはセイロン島(スリランカ)で育てられた茶葉。セイロン ティーはさらにウバ、ディンバラなど、セイロン島内の地域の名前が付けられています。他にも、トルコ、ケニア、コロンビアなど、大枠では産地がそのまま茶葉の名前になっているのです。

世界各地の気候風土が織りなす紅茶の味は千差万別。同じ茶木でも、育った土地の気候風土によって、味わいや香りが全く違ってくるそうです。


 茶葉の分類

茶葉は形状によって、まずは大きく「フルリーフ」「ブロークン」「ファニング」の3種類に分類されます。(写真はすべてセイロン ティー)

フルリーフ(写真左):抽出したときに、摘み採った葉の形がそのまま残っているもの。多くは、紅茶の繊細な味と香りがストレートで楽しめます。
 
ブロークン(写真中央):葉を細かく砕いたもので、色も味も短時間で抽出できるのが特徴。風味がしっかりしているのでミルクティーにも向いています。
 
ファニング(写真右):ブロークンをさらに粉状に粉砕したファニングは、ブロークンより濃く仕上がります。朝の忙しいひとときに短時間で目覚めの紅茶を楽しみたいときやミルクティーにおすすめです。


 味や香りは茶葉を摘み取る時期で違う

同じ地域で採れる同じ茶葉でも、摘み取る時期によって、茶葉の色や形、水色(すいしょく:紅茶の抽出液の色のこと)、香りや味わいも大きく変わります。紅茶の王様と言われるダージリン ティーのフルリーフで、その違いを見てみましょう。

春摘み(写真左):出てきたばかりの新芽は青々としたフワフワの茶葉。水色は淡く翡翠(ひすい)色で、フルーツのような自然の甘味とかすかな渋みをあわせ持ち、香ばしさを余韻として楽しめる味わいが特徴です。

夏摘み(写真中央):季節の移ろいとともに茶木の葉も新緑から深い緑へ。夏に摘み採られた茶葉の色は淡いブラウンで、水色は明るいレッドブラウン。紅茶らしい味とフルーティーな香りは、マスカットフレーバーとも表現されます。

秋摘み(写真右):秋に摘み採られた茶葉は深いブラウン。水色もブラウンに深みが出ます。カシスやラズベリーを思わせる華やかな香りにコクが加わり、ブラウンシュガーのような印象に。
 
ダージリン地方の同じ茶園のフルリーフでも、摘み採る時期によって、味も香りも水色もこんなに違ってきます。
その中でも別格なのが「その年の春摘みダージリン」です。紅茶は完全発酵しているので、保存状態がよければ前年の茶葉でも品質変わらず楽しめますが、採れたばかりの「その年の春摘みダージリン」は希少かつ高価。水色は透明に近いシャンパンゴールド、爽やかな香りが鼻に抜けて繊細な甘味が余韻としてしっかり残るその風味は、いちど口にすると忘れられないインパクトがあります。

 
 よく耳にする「オレンジ ペコ」って?

紅茶の質は、葉のどの部分を使うかで決まります。新芽であればあるほど柔らかく繊細で上質。上から順に、フラワリー オレンジ ペコ、オレンジ ペコ、ペコ、ペコ スーション、スーション、と名付けられています。
※イラストは一例。ダージリン ティーなどでは、さらに細分化して表現される場合もあります。
 

フラワリー オレンジ ペコは、尖った新芽(チップ)と、それを包み込むように伸びたいちばん上の若い葉のみを茶葉にしたもの。チップが多く含まれるほど高品質です。オレンジ ペコはそのすぐ下の柔らかい葉で、フラワリー オレンジ ペコより茶葉が少し長く大きめ。
ちなみに、オレンジ ペコの「オレンジ」の由来は、オランダの王室「オラニエ=ナッサウ家(オラニエはオランジュのオランダ語、英語ではオレンジ)」からなど諸説あります。果物のオレンジ風味という意味ではありません。

 
おいしい紅茶のいれ方

 お気に入りの茶葉を見つけよう

とてもたくさん種類がある紅茶の中かから、まずは、自分の好みにあうお気に入りの茶葉を見つけましょう。

Photo:マリアージュ フレール銀座本店カウンターでの相談イメージ

採取地域はもちろん、茶葉の分類や摘まれた季節、摘まれた部位によって、味も香りも違ってくる奥深い紅茶の世界。数えきれない銘柄の中から自分好みの茶葉を探し出すのは難しそうと思う人も多いのでは? そんなときは、実際に茶葉を見て、香りを体験しながら選べる紅茶専門店で相談しましょう。味や香りの好みなどを伝えれば、きっとお気に入りの紅茶に出会えますよ。

 
 おいしい紅茶(ホットティー)のいれ方(カップ1杯分)

お気に入りの茶葉を見つけたら、おいしい紅茶をいれましょう。空気をたくさん含む「沸かしたてのお湯」を使うのがポイントです。
 

1. ティーポットとフィルターは、熱湯をかけて温めておきます。温めたお湯を捨てたらすぐに、フィルターに茶さじ1杯分(2.5g)の茶葉を入れます。

2. 沸かしたてのお湯200mLを茶葉全体にかかるように注ぎ、蓋をします。
 

3. フルリーフなら5分、ブロークンは3分、ファニングは2分を目安に、好みにあわせて抽出時間を調整してください。フィルターを引き上げてからカップに注ぎます。 
 
※茶葉の量や抽出時間の目安は産地や銘柄によっても異なるので、購入の際に確認しましょう。
 

ティーポットの茶葉を引き上げてからサーブするのはフランス式。200mL以上の紅茶をいれる際、2杯目以降も同じ味を楽しめるようにとの配慮です。逆に、イギリス式では、濃さの移り変わりも楽しめるようにと茶葉をポット内に残したままサーブします。世界中で愛される紅茶は、国によって流儀が違うこともまた魅力のひとつですね。

奥深い紅茶の世界はいかがでしたか?お気に入りの茶葉を見つけて、ぜひおいしい紅茶をいれてみてください。次回は、多彩な香りが楽しめるフレーバード ティーと、ティータイムをさらに楽しむコツをご紹介します。


撮影:マリアージュ フレール銀座本店にて

監修 フランス流紅茶専門店マリアージュ フレール

フランス・パリで最も古い紅茶専門店として1854年に創業したフランス流紅茶専門店「マリアージュ フレール」。世界35ヶ国以上500種類以上のお茶を取り揃える。
専門のスタッフがお客様のお好みに合わせた紅茶をアドバイスします。
公式サイト  www.mariagefreres.com

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