2015.08.13

マクロビ和菓子 手作りあんこのくず桜

今回は、手作りのあんこを葛で包んだ“くず桜”の作り方を、マクロビオティック和菓子研究家の黒岩典子さんに教えてもらいます。あんこを手作りするのはちょっとハードルが高いですが、甘さ控えめのあんこはトーストにつけるなど楽しみ方も色々。ぜひ、挑戦してみてください。

「手作りあんこのくず桜」レシピ

衣の材料(4個分)

  • 本葛…30g
  • ココナッツ蜜糖…60g(キビ砂糖など精製されていない砂糖でもOK。自然食料品店などで購入できます)

あんこの材料

  • 小豆…200g
  • 水…400cc
  • 米飴…170g(自然食料品店などで購入できます)
  • ココナッツ蜜糖…55g (自然食料品店などで購入可)

※あんこの分量は、4個分ではなく家庭用の鍋で1回作るための適量です。

※マクロビオティックでは白砂糖を使いません。甘味は米飴やメープルシロップ、甘酒などで付けるのが一般的です。今回はココナッツ蜜糖を使用しています。

 

まずは、あんこ作りに挑戦です!

1. 小豆を煮ます。鍋に小豆と水(小豆から2センチぐらい上まで)をいれて強火にかけ、ぐらぐらと沸騰したら、そのまま3分ぐらいしてからカップ2杯の差し水をします。水が増えた分だけ、おたまですくって捨てて最初の水の量に戻し、さらに煮ます。
※鍋は保温性のある厚めの鍋がオススメ。土鍋も適しています。
 

2. 沸騰したら、小豆が水から顔を出さないように差し水をしながら、中火で約40~50分煮ます。小豆がふっくら柔らかい状態になったら火を止めてください。
 

3. 煮た小豆をザルでこして、こし汁から“呉(ご)”を取り出します。ボウルのこし汁を傾けて上澄みを捨てて、沈殿している“呉(ご)”だけを取っておいてください。
 

4. こした小豆をフードプロセッサーに2分間かけます。
 

5. このように、なめらかな状態になったらOKです!
 

6. フライパンに米飴とココナッツ蜜糖を入れて中火にかけ、混ぜながら練ります。沸騰したら小豆のこし汁から取り出した“呉(ご)”をすべて加え、さらに数分、ドロドロになるまで煮て水気を飛ばします。
 

7. 米飴とココナッツ蜜糖がグツグツ煮立ったら、フードプロセッサーにかけた小豆を入れます。
 

8. 中火にかけたまま、なめらかになるまで混ぜたら完成です!
※出来上がったあんこは、冷凍庫で約1カ月保存できます。
 

9. あんこは冷めてから丸め、約3cm大の団子を4個作っておきます。


 

くず桜を作りましょう

1. テフロン加工のフライパンに水120ccを入れ、少量の水で溶いた本葛とココナッツ蜜糖を加えて混ぜながら中火にかけます。5分くらい加熱して水気が飛んだら火を止めて。これで、葛の衣ができました。
 

2. あらかじめ切っておいたラップに葛の衣をのばしながら置き、その上にあんこの団子をのせます。この時、小さな容器に入れるとやりやすくなります。また、水気を含んだ葛は粘りがあるので、水で濡らしたスプーンを使って適量を取るようにするのがオススメです。
 

3. あんこを葛でくるむようにしながらラップで包み、残りのラップは、ねじっておきます。
 

4. ラップに包んだまま、沸騰した湯にそっと入れて10分間ゆでます。ラップの中に湯が入らないよう、鍋の湯は浅めにしておくのがコツです。慣れないうちは、ラップの端をヒモなどで結んだ方がいいかもしれません。
 

5. ゆであがったくず桜を冷蔵庫に入れ、30分ほど冷やしたら出来上がり。プルンとした葛の食感と優しいあんこの味が楽しめる、夏にぴったりのデザートです! これならお客様のおもてなしに出しても喜ばれそうですね。


マクロビオティックの和菓子の作り方、いかがでしたでしょうか。ヘルシーなだけでなく美味しいので、ぜひ作ってみてくださいね!

黒岩典子

監修 黒岩典子さん
マクロビオティック和菓子研究家

ナチュラルフード協会公認ナチュラルフードマスター。クシマクロビオティックアカデミー(現ビオクラ)LEVEL2終了。「和のかし 巡(めぐり)」主宰。広告代理店勤務、NY在住ライター、ラジオパーソナリティ、外資系オーガニックコスメブランドのPRマネージャーを経て、体に優しくて美味しい和のスイーツを作りたいとの思いから2012年にマクロビオティックの道へ。クッキングスクール「たべごと教室」では和菓子のクラスの講師を務める。

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