2016.05.23

ファッションでイメージアップ! STEP4

「ファッションでイメージアップ!」シリーズの最終回は、ワードローブを見直すコツをご紹介します。
捨てられない服をクローゼットに入れっぱなしの方は、今こそ自分に必要な服とそうではない服を選別するチャンスかもしれません。前回に引き続き、ファッションプロデューサーのしぎはらひろ子さんに教えてもらいます。

残す服、処分する服はこうやって決めます。

一着ずつ、残すか処分するかを考える

クローゼットから服をすべて出して、最近1カ月の間に着た服と着なかった服に分けてみてください。着なかった服の中には、もう要らない服があるかもしれません! そして、一着ずつ、残すか処分するかを考えます。

「残す服は、これから先に着る具体的な予定やイメージがあるかどうかで決めてください。“オシャレだから”、“可愛いから”、“高かったから”、“思い出があるから”といった理由で残すと、クローゼットはいつまでたっても片付きません。このシリーズのSTEP1でご紹介した、“将来なりたい自分”にふさわしい服なのかどうか? これを判断基準に残す服と捨てる服を決めることが、イメージアップのために大切なんです」(しぎはらひろ子さん)。

“服の賞味期限”をチェックしましょう!

“将来なりたい自分”のイメージに合うデザインの服であっても、古くなっていればイメージアップのためには役立ちません。「服には“賞味期限”があります。つまり、賞味期限切れの服は、もうイメージアップする力を持っていないのです。トレンドの服ほど賞味期限が短いですね。“いつかまた着るかも…。”そう思って何年もクローゼットに眠っている服はありませんか? その服は賞味期限切れです」(しぎはらさん)。

ここでは、主に傷み具合で服の“賞味期限”を見極める基準をご紹介します。
 

賞味期限切れの服

  • ニット・カットソー…毛玉や縮みが目立ったら。
  • シャツ…襟、袖、脇の汚れが落ちなくなったら。
  • パンツ…膝が伸びてシルエットが崩れたら。
  • スカート…ヒップ部分の生地がヨレたら。
  • ジャケット…肩や襟のデザインが古くなったら。
  • コート…型崩れやヨレ、毛玉が気になったら。

「こうした状態の服は、もう十分あなたのために働いてくれています。“ありがとう”の気持ちを持って処分してください」(しぎはらさん)。

不必要な服を増やさないためのポイント!

事前に買い足す服を着るシーンを具体的に考える

自分に必要な服のイメージが具体的に決まっていれば、買い足すべき服もわかってきます。ショッピングに行く時は、事前に買い足す服を着るシーンを具体的に考えましょう。

「服をなんとなく買ってはいけません。その時の気分で“流行っているから”、“可愛いから”、“安くなっているから”といった理由で服を買っていると、あっという間にクローゼットがパンパンになってしまいますよ」(しぎはらさん)。

しぎはらひろ子さん式「ファッションの5W1H」

服を着る具体的なイメージは、こんな風に考えてください。「誰が、何を、いつ、どこで、なぜ、どうやって。この5W1H を考えるんです。職場、冠婚葬祭、レジャー、リラックスタイムといったシーン別にしっかり考えて買い物をすれば間違いがありません」。
 
例えば…

  • 誰が → 婚活している私が
  • 何を → デートにふさわしい服を
  • いつ → 初夏に
  • どこで → 街中のカフェで
  • なぜ → 家庭的なイメージをアピールするために
  • どうやって → 手持ちの白いスカートに合わせて

というように考えればいいわけです!

「そして、買うべき服の最大の基準は、その服が“愛おしいと思えるか”、“家に連れて帰りたいか”ということです。本当に愛せる服であれば、大切に長く着ることができます。服はその製造過程で捧げられた命もありますし、思いを込めて作った人たちがいるのです。無駄に買って、着てもらえないのでは報われません。そのことを忘れないでほしいと思います」(しぎはらさん)。

4つのステップでご紹介してきた、服でイメージアップする方法。いかがでしたか? クローゼットがいつまでも片付かないと気になっている人は、自分のワードローブをさっそくチェックしてみてくださいね。

しぎはらひろ

監修 しぎはらひろさん
ファッションプロデューサー・服飾専門家

ミストグレイ代表。日本ベストドレッサー賞選考委員、文化服装学院グローバルビジネスデザイン科特別講師、一般社団法人ファッションエデュケーション協会(服育協会)理事も務める。ファッションデザイナー、アパレル企業コンサルティングファームを経て、1983年にファッションプランニングを手掛ける会社を設立して現在に至る。ブランド戦略、プロデュース、商品企画、マーチャンダイザーの育成などを手掛けるほか、衣服の基礎と基本を全国に広める「服育教育」を行うなど、幅広く活動中。
関連リンク:http://www.mistgray.jp/


何を着るかで人生は変わる

書籍

自分に必要な服の見つけ方がわかりやすく解説された新著は必読の一冊。「何を着るかで人生は変わる」(三笠書房)

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