2016.04.11

ファッションでイメージアップ! STEP2

服でイメージアップするコツをご紹介するシリーズの2回目は、人に持たれたい印象を作る色の選び方と使い方です。前回に引き続き、ファッションプロデューサーのしぎはらひろ子さんに教えてもらいます!

“人にどう見られたいか”は服の色で作りましょう。

すべての色は感情とメッセージを持っています。「色」と「心情」の関係を明らかにした「色彩心理学」という学問がありますが、オレンジは元気なイメージ、ブルーは知性的なイメージというように、ある色を見た時に人が持つ印象は共通しているのです。「人にどう見られたいか、どう評価して欲しいかは、服の色で意図的に作ってしまうのが得策です。色彩心理を使って、相手に与える印象を上手にコントロールするわけです。色は目的を達成しやすくするパワーを持っているんですよ」(しぎはらひろ子さん)。

それでは、さっそく実践です!

メッセージ一覧

次にあげるワードは、ある色が持つメッセージ性です。あなたが人に持たれたい印象をイメージして、最も当てはまるものと2番目に当てはまるものを選んでください。例えば、「爽やかな印象を第一にして、可愛い印象も持たれたい」というように選びます。

ワードのメッセージ性

2つのワードを選んだら、そのワードが持つメッセージ性をチェックしましょう。

1番目に選んだワードに書かれた色のスーツやワンピースなどに、2番目に選んだワードに書かれた色のブラウスやスカーフなど小物を加えてください。バランスのいい割合は8:2です。こうして服をコーディネートすれば、色が持つメッセージ性を相手に伝えることができます。

ピンクのスーツにホワイトのブラウス

例えば、「可愛く見せたいけれど、清純なイメージも持っていたい」という場合は、ピンクを8割、ホワイトを2割でコーディネートします。ピンクのスーツにホワイトのブラウスを合わせると、こんな風になりますね。

何色が似合うのかを考えるのではなく、ワードで選べばOKなので簡単ですね!

「選んだ色はあなたの好きな色ではないかもしれませんし、似合わないと思っていた色かもしれません。もしそうだとしても、色の持つメッセージ性を使って“人に持たれたい印象”を作ってしまうことができるんです。この時に注意したいことは、使う色を2色までにすること。色は面積が広いほどアピール力を増すので、多くの色を使ってさまざまなメッセージ性の要素をミックスすると、色の印象を消してしまうことになります」(しぎはらさん)。

明るい表情に見せるためのコツもあります。

明るい表情に見せるためのコツ

どんな印象に見られたい場合でも、暗い表情をアピールしたい人はいませんよね? 顔を明るく見せるための大切なポイントとは、胸元に使う色選びです。「首の下にある色は顔に映り込みます。ですので、胸元に使う色を明るくすればするほど顔色を明るく見せることができるんです」(しぎはらさん)。

胸元に当たった光は反射して顔に映り込み、人にその印象を与えます。例えば、明るいオレンジを胸元に使えば血色のいい顔の印象になりますし、青みがかったピンクを使えば顔の赤みを抑えることができるというわけです。

「また、多くの女性が選びがちなブラックの服は、顔を暗く見せてしまうことがあります。これを避けるために、ブラックのトップスは胸元の開きが広めのものを選ぶことをオススメします。胸元の開きが狭い服を着る場合は、光るアクセサリーをつけると顔を明るく見せてくれますよ」(しぎはらさん)。

いかがでしたか?オフィスやプレゼン・面接などのビジネス服、デートの勝負服などに今回ご紹介した色の選び方と使い方を活用してみてくださいね。

しぎはらひろ

監修 しぎはらひろさん
ファッションプロデューサー・服飾専門家

ミストグレイ代表。日本ベストドレッサー賞選考委員、文化服装学院グローバルビジネスデザイン科特別講師、一般社団法人ファッションエデュケーション協会(服育協会)理事も務める。ファッションデザイナー、アパレル企業コンサルティングファームを経て、1983年にファッションプランニングを手掛ける会社を設立して現在に至る。ブランド戦略、プロデュース、商品企画、マーチャンダイザーの育成などを手掛けるほか、衣服の基礎と基本を全国に広める「服育教育」を行うなど、幅広く活動中。
関連リンク:http://www.mistgray.jp/


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