2017.09.19
「美しい所作レッスン」の2回目は、印象をアップする座り姿勢のポイントを紹介します。美しくきちんとした印象を周囲に与えるだけでなく、上半身や脚をスラリと見せるための実践レッスン。教えてくれるのは、前回に引き続き「自己肯定ビューティ学」講座トレーナーの酒向杏奈さんです。
まず、座った時に正面からどのように見えているか考えてみましょう。重心を真ん中において、背筋を伸ばしているとキレイに見えます。写真左のように無意識のうちに首をかしげたり、片方の肩を上げるクセがついているだけで、だらしのない印象に見えてしまいます。面接や商談などで向かい合って座る時は、正面からの座り姿がとても大切。鏡の前に座って、自分の姿勢を確かめてみてください。
次に、座って話している時の印象を見てみましょう。写真左よりも写真右の方が明るくハキハキとした印象に見えます。このように、「座り姿勢」のポイントは腕を少し後ろに引いて胸を開くようにし、顎を引かないようにすること。服の前面にシワが寄らないように気をつけてみてください。また、正面に座っている相手に自分のネックレスを見せるような意識を持つと、自然にこの姿勢ができるようになります。
座っている姿を美しく見せるための脚のポジションは難しくありません。膝と膝をつけていれば間違いないのです!
ラフに座る時も、膝と膝が離れていなければそれなりに美しく見えます。友達と食事をする時や電車内で座る時なども、膝が開かないように気をつけましょう。
仕事中や自宅でテレビを見ている時など、いつでもできるレッスンです。膝に紙を1枚はさんで、30分落ちないようにキープするだけ。太ももの内側の筋肉が鍛えられて、膝をつけておく習慣がつきます。
ソファに座る時は、ソファのへりにふくらはぎがつかないように、やや浅く座りましょう。ふくらはぎがソファのへりについていると、写真左のように太く見えてしまいます!
膝から下は自然に斜め前に出すようにして、つま先を揃えます。カフェなどのソファに座る時も、このように座ると美しく見えて好印象です。
写真を撮る時に美しく見える“流し脚”ポーズのコツは、写真右のように膝からつま先まで水が流れるようにスッと真っ直ぐにすること。膝と膝をつけて両足を少し前に出すようにしながら膝下を斜めに流します。
この時、かかとを浮かすのがポイント! こうすると、脚をまっすぐに、長く見せることができます。グループで記念写真を撮る時などに気をつけてみてくださいね。
リコレクト勤務。宝塚歌劇団で娘役として14年間活動した後、ヘアアクセサリーブランドのスーパーバイザーを務める。自身の経験から「内面からの自信を持つことの大切さ」を実感し、メンタルトレーナーに転身。現在は「自己肯定ビューティ学」など女性向けのセミナーを中心に活動している。
リコレクト「自己肯定ビューティ学」
https://www.recollect.co.jp/school-beauty/
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