2015.08.26

紫外線ケアは1年中大切!日やけ止めについて

日差しが強い日が続く季節だけでなく、日やけ止めは1年中シーンなどに合わせて上手に選んで使いたいですね。今回は、“気づかないうちに日やけしてた!”ということのないように、使い方のポイントを紹介します。

まずは、紫外線の基礎知識からおさらいしましょう。

紫外線は波長によってUV-A、UV-B、UV-Cの3つに分類されます。このうちUV-Cは、UV-AとUV-Bよりも肌への影響が大きく、ものすごく危険ですが、上空のオゾン層が守ってくれているので、私たちのいる地表には届きません。私たちの肌にダメージを与えるのは、UV-AとUV-Bです。

 2つの紫外線、それぞれの特徴はこうなっています!

UV-A…日常的にいつも降り注いでいる紫外線で、地表に届く紫外線のうち95%ほどを占めると言われています。波長が長く、雲や窓ガラスも透過して肌の奥まで到達します。UV-Bのように強いエネルギーはありませんが、日常生活では知らない間にたくさん浴びてしまいがち。窓際の席で仕事をしていたり、車を運転する時に、「うっかり日やけ」をしないよう、注意が必要です。(※近年では、UV-Aをカットするガラスの普及もすすんでます。)

UV-B…降り注ぐ量は全体の5%程度と少ないものの、UV-Aよりも強いエネルギーを持っています。肌の表面で吸収されるため肌の奥へは到達しませんが、急性の日やけを起こして炎症の原因になることもあります。

※紫外線による肌への悪影響は、日やけだけではありません。
短期的…日やけ(肌は炎症を起こして赤くなった後、黒くなる)、日やけ後の肌荒れ
長期的…シミ、ソバカス、しわ、たるみ、皮膚ガン

UV-AUV-Bは両方きちんと防ぐ必要があるということがわかりますね! しかも、紫外線対策が必要なのは真夏だけではないんです。次の、UV-B量の月平均値を見てみましょう。
 

紫外線は夏だけのものではなく、1年を通して地上に降り注いで、肌にダメージを与えます。このグラフを見ると分かるように、UV-Bは最も少ない12月でも、ピーク時(7月)の約4分の1の量です。まだ暑くない春先は油断しがちなので要注意。「うっかり日やけ」をしないよう、紫外線ケアはしっかりすることが大切です。

そこで、日やけ止めの登場です

紫外線防止効果を表す数値は…

SPF…Sun Protection Factorの略で、UV-Bを防ぐ効果の程度を表す指数です。
PA…Protection Grade of UV-Aの略で、UV-Aを防ぐ効果の程度を表す分類です。

この値は大きければ安心というものではありません。これは、紫外線を浴びた際、日やけ止めを塗布した肌が、無塗布の肌に比べて皮膚が赤くなるまでの時間が何倍に長くできるかを表しているもの。使うシーンに合わせて選び、ムラなく塗るなどの使い方が大切です。

 日やけ止めを選ぶ目安

使うシーンによって、オススメの日やけ止めがあります。以下を参考にしてください!

日常…SPF10~・PA+~
レジャー…SPF20~・PA++~
炎天下…SPF30~50+・PA++~++++


 

出かける前に塗っても、汗をかけば日やけ止めが落ちてしまうことも。絶対に日やけしたくなかったら、こまめな塗り直しはマスト。1日の中では10~14時が紫外線の強い時間帯です。日常でも、お昼休みにランチに出る時などは忘れずに日やけ止めを塗り直しましょう。
 

 メイク直しする時にも注意!

こまめに塗り直すと言っても、メイクの上から日やけ止めをリタッチするのは難しいもの。メイク直しする時は、皮脂を軽くティッシュで抑え、紫外線防止効果のあるパウダーファンデーションやパウダーを重ねづけしましょう。パウダーファンデーションをスポンジで塗る時は、滑らせずにおさえるようにするのがオススメです。

さらに…
首やデコルテ、耳の上、足の甲や指などは塗り忘れやすい部分です。外出する時には塗り残さないように注意しましょう。また、日傘やカーディガン、アームカバーなどを併用して上手に日やけを防いでくださいね。


 


監修:(株)カネボウ化粧品 美容研究所
 

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