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「日ペンの美子ちゃん」が教える美文字の書き方2 筆ペン編

2018.07.06

日ペンの美子ちゃんが教える美文字の書き方2回目は、冠婚葬祭やビジネスシーンでも役立つ筆ペンの上手な使い方、書き方のコツを紹介します。

文字を書く前の準備

●筆ペンの持ち方・選び方

ボールペンと同じように親指、人差し指、中指で支えます。持つ位置は筆ペンのできるだけ下のほう、指が墨で汚れないギリギリの場所。小指は机につけて安定させ、できるだけ軸を立てて持ちます。立てることで穂先を動かしやすくなり、文字の太さ、細さを出しやすくなります。

筆ペンは硬筆・軟筆・毛筆と3種類あり、筆ペンを初めて使う方には普通のペンに近い書き心地の硬筆タイプがおすすめ。軟筆は毛筆と同じ形状の穂先ですがスポンジでできていて、細い文字を書くのに適しています。今回ご紹介する毛筆タイプは本物の筆に近い書き心地で細さも太さも出せますが、少しテクニックが必要。しっかり練習して筆ペンでの美文字を目指しましょう!

●筆ペンは沈める・浮かせる

筆ペンは軸を上下に動かすことが最大のポイント。沈めて太さを出し、浮かせて細さを出します。小指は紙につけたまま、上下動で太さの異なる線をたくさん書いてみましょう。書き始める前は、穂の全体にしっかりとインクを行き渡らせてくださいね。

筆ペンに慣れていない場合は、実際に書く文字の大きさを意識しながらクルクルと丸を書いたり、筆ペンの穂を「沈める・浮かせる・沈める・浮かせる」と繰り返して太い線と細い線の書き方を体で覚えてね!

筆ペンで文字を書くときのコツ・ポイント

●書き方のコツとポイント

「筆ペンの魅力は太さ・細さを出せることなので、文字をすべて同じ太さで書いてしまっては美しくありません。タテ線を太くヨコ線を細く書くのがポイント。さらに、上の「日」のようにタテ線は文字の左側よりも右側をわずかに太く書き、文字の右下に重心を置くことで仕上がりが落ち着き安定感のある文字になります。

基本的な美文字のポイントはボールペンと同じ。筆ペンで漢字やカタカナを書くときも書き出しでおさえ(打ち込みを入れ)てから、タテやヨコなどにペンを運びます。打ち込みを入れることによって以降の線質が決まり、すっきりした安定感のある文字になります。
ボールペン編で美文字のポイントをCheck!

パソコンなどでも明朝体の文字には打ち込みが入っているので参考にするといいわよ。紙に穂先を置くのではなく突く! 書くのではなく当てる!という意識で思い切り書いてみてね。

●ペンの方向を変えるときのポイント

ヨコ線からタテ線に方向を変える際、穂先を曲げるのはNG。タテ線に方向を変える前に一旦軸を浮かせ、その位置で改めて沈めることでタテの打ち込みを入れます。「曲げる」のではなく、ここでも「浮かせて沈め」ましょう。
はねに移るときは筆圧や太さがいらないので、方向を変える際に軸を浮かせたら、そのままはねます。

●文章を書くときのポイント

文章を書くときは、ボールペンと同じく画数の多い文字が大きく、画数の少ない文字が小さくなるよう心がけましょう。
また、タテ書きはタテ中心、ヨコ書きはヨコ中心を意識すると美しく書くことができます。

手書き文字はメールや話し言葉よりも、丁寧な表現を意識したほうがコミュニケーションを取りやすくなります。場合によっては「よろしくお願いいたします」ではなく、「よろしくお願い申し上げます」と書くと、相手の印象もアップ♪ 丁寧な文章を心がけましょうね。

美文字のお手本

筆ペンで書く機会が一番多い文字といえば、祝儀袋や芳名帳などに書く自分の名前。美しく書けるよう、たくさん練習しましょう。

芳名帳は住所や名前の位置やバランスを決めてから書くと、大きく書きすぎてスペースが足りなくなったり、逆にスペースが余り過ぎたり、ということを防げます。また、既に記帳されているところに続けて書く場合は、できるだけ前の人の住所や名前の位置に揃えましょう。

◆不祝儀のマナー

香典袋に名前を書くときは、薄墨の筆ペンがおすすめ。薄墨には、「涙で墨がにじんで薄くなってしまった」「突然のことでしっかり墨をする時間もなくかけつけた」といった意味がこめられているといわれています。

筆ペンで美文字を書くためには練習あるのみです。おすすめの練習法は、美文字が得意なお友達や会社の同僚・先輩などに文字を見てもらうなど、欠点を人にアドバイスしてもらうこと。自分では気づかない文字の癖を発見できますよ。

美文字を書きたい人に一番のおすすめは、もちろん日ペンの通信講座。1回20分のお手軽レッスン「ボールペン習字講座」や、筆ペンの書き方をボールペン感覚でマスターできる「実用筆ペン通信講座」が人気よ!

美文字の3つのポイント「明るくて/元気が良くて/安定感がある」を意識しながら、筆ペンの特徴である文字の太さや細さをマスターしてくださいね。

監修 日本ペン習字研究会

昭和7年からペン習字の通信講座をスタート。一人ひとりに合わせた指導で、確実に上達してもらうことを心がけ、100万人を超える受講生を誇る。その指導経験や受講者からの声を生かし、最短のルートで美文字へのコツを伝授する「1回20分のお手軽レッスン」が人気。

⇒日ペンのボールペン習字講座
⇒日ペンの実用筆ペン通信講座
美子ちゃん公式ツイッター:https://twitter.com/nippen_mikochan

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「美文字の書き方」シリーズ

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