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「日ペンの美子ちゃん」が教える美文字の書き方1 ボールペン編

2018.06.08

ボールペン習字講座でおなじみ、日ペンの美子ちゃんと美ビッドスマイルがコラボ!!今回から2回にわたり、美子ちゃんに「美文字」の書き方を教えてもらいます。1回目は、ボールペンでキレイに字を書くコツを紹介します。

文字を書く前の準備

●ボールペンの持ち方・選び方

まずは、正しいペンの持ち方を確認。親指、人差し指、中指の3本でペンを支えます。薬指と小指は内側に丸め、小指は机につけ、手を安定させましょう。安定感のポイントは小指!小指を土台にするイメージでペンを持ってくださいね。ボールペンの角度は70度くらいが理想です。

ボールペンのインクは油性・ゲル・水性と3種類あり、それぞれ書き味が異なります。油性はにじみづらく書き味が重いのが特徴。ボテ(インク溜まり)が出やすいという弱点があります。ゲルや水性タイプは油性に比べてボテが出にくく、サラッとした書き味で文字が太めになるという特徴があります。

実は、同じ「0.3mm」のボールペンでも、インクの種類やメーカーによって実際に書いたときの太さが違うことがあるわよ!ペンを買うときは必ず試し書きをして、目的や自分の手に合うペンを選んでね。

●文字を書く前のウォーミングアップ

スポーツを始める前に準備体操をするように、文字を書き始める前にも手首と指先を柔らかく動かすためのウォーミングアップが大切。正しい持ち方でペンを持ったら、上のような線を書いてみましょう。

親指、人差し指、中指はペンを支えるために握る力は必要だけど、握りしめる必要はないわ。薬指と小指は力を入れなくて大丈夫。力を入れて書くと肩がこるわよ~。美文字名人は肩こり知らずよ!

文字を書くときのポイント

●ひらがな・カタカナ・漢字を書くときのポイント

ひらがなにもカタカナにも、元となった漢字があります。ひらがなは漢字を崩してシンプルな形にしたもの、カタカナは漢字の一部をとったものです。

「あ」は「安」、「い」は「以」というように元の漢字を意識すると、整った文字を書きやすくなります。

ひらがなは、平安時代に漢字の使用を許可されていなかった宮中の女性が作成した文字ともいわれているわ。

カタカナは漢字の楷書がもとになっているので、直線的で強い線を意識して書きましょう。

漢字やカタカナを書くときは、書き出しでおさえ(打ち込みを入れ)てから、タテやヨコなどにペンを運びます。そうすることで安定感のある文字が書けます。ただし、右払いには打ち込みは入れません。パソコンなどでも明朝体の文字には打ち込みが入っているので、参考にしてください。

「打ち込み」は長い線や左払いはしっかりと、短い線は軽く入れるのがポイントよ。

●美文字で押さえたい3つのポイント

「明るくて/元気が良くて/安定感がある」、文字にこの3点が入っていれば美文字の完成。

明るさ…文字に隙間、空きがあること。の部分の空きを揃えることでゆったり感を出せます。このゆったり感が、明るさにつながります。
元気が良い…横線をわずかに右に上げること。右上がりにしないと人間の目の錯覚で右下がりに見え、元気がないように見えてしまいます。ただし、右上がりが強いと不安定になり文字が躍って見えてしまうので、「わずかに」を心がけましょう。
安定感…最後のラインを揃え、文字を締めることで安定感を出せます。最後のラインが浮いていると文字が不安定に見えてしまいます。

別の文字でも見てみましょう。どちらも空きが揃っているので、「明るさ」が出ています。

三:一番上の横線は右上がりで元気さを表しています。真ん中の横線は直線の右上がり、最後の横線はわずかに右上がりにさせ安定感を出します。また、上と下の横線を反対にそらせることで、さらに安定感が増します。
川:左から右にかけてわずかに右に上がっています。一番左は立て気味の左払い、真ん中はまっすぐ引き下ろしてペンを止め、右はまっすぐ引き下ろすか、または止めます。

●バランスがとりづらい文字を書くときのポイント

宛名書きでよく使う「様」と、御中の「御」で、美文字のポイントを解説。他の文字にも当てはめられるので覚えておくと便利です。

偏(へん)は右端のラインを揃えるのがポイント。
「きへん」は「木」が偏になることによって変化した形です。偏になることにより、右にくる旁(つくり)のために自らの右側の部分をハサミで切るように断ち切って、旁のスペースを作っておきます。
「ぎょうにんべん」には左払いが2つありますが、角度も長さも違います。上はシャープに短く払い、下はのびのびと払います。次に書く線の入りを意識した角度で書くと、美しく安定して見えます。

美文字のお手本

●電話メモの書き方

電話メモで文字のバランスを見てみましょう。大きさのバランスは美文字の大切なポイント。ひらがな<画数が少ない漢字<画数が多い漢字の順に大きく書きます。また、算用数字は文字の角度を統一しましょう。同じ文章の中で直立体の数字と斜体の数字が混ざっているとキレイに見えません。

ひらがなの中でも
「さ る と か め こ ら」は、より小さめに書くことを意識してね!

●封筒の書き方

一行分のスペースを空け、住所は二行目から書き始めることを意識しましょう。会社名<住所<名前の順に大きくなるように書くと、バランスが取りやすくなります。上の見本では、「様」を名前より少し大きめに書くことで、相手への敬意を表しています。
基本的に名前は封筒の真ん中に書きますが、会社名を入れる場合や住所が二行になる場合など、タテ書きでは右側に比重がかかるので、少し左に寄せてバランスを整えます。

キーボード入力で文字を書く機会が少なくなっている今こそ美文字を練習して、大人女子の魅力をアップさせちゃいましょう!

coming soon「日ペンの美子ちゃん」が教える 美文字の書き方2は、筆ペンの上手な使い方、書き方のコツを紹介します。

監修 日本ペン習字研究会

昭和7年からペン習字の通信講座をスタート。一人ひとりに合わせた指導で、確実に上達してもらうことを心がけ、100万人を超える受講生を誇る。その指導経験や受講者からの声を生かし、最短のルートで美文字へのコツを伝授する「1回20分のお手軽レッスン」が人気。

日ペンのボールペン習字講座:http://www.gakubun.co.jp/lecture/a01.html
美子ちゃん公式ツイッター:https://twitter.com/nippen_mikochan

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